ロルフィングスペース
Sense of Gravity

ロルフィングのワークルームの室内
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<恵比寿ワークルーム>
渋谷区恵比寿1-13-10-606

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(ご予約&お問合せ)
080-4162-7653
■E-mail
rolfing@mbk.nifty.com
代表責任者 扇谷孝太郎

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Rolfing流
快適&綺麗ウォーキング

快適に綺麗に歩くためには、からだへの気づきを深め、バランスを整えることが大切です。ロルフィングののエッセンスを使って、歩く技術を洗練しましょう!

■ ロルフィング(Rolfing®)とは… ■


構造的身体統合(Structural Integration)

人間の身体は絶えず重力によって地面に引き寄せられています。人間が直立して二本の足で歩けるようになったのは、重力との微妙なバランスをコントロールできるようになったからです。しかし現代人の多くは、様々な身体的・精神的ストレスによって、重力との調和を乱し、腰痛や肩こりなど、身体のトラブルを抱えています。

サルから人間へ

ロルフィングは、この重力との調和を取り戻し、人間の身体が本来持っている潜在能力や自然な治癒力を引き出すために、アメリカの女性生科学者、アイダ・P・ロルフ博士が開発した構造的身体統合法(Structural Integration)という技術です。彼女の名前をとってロルフィング(Rolfing®)と呼ばれています。

その特色は、痛みや不快な症状を一時的に取り除くだけの対症療法ではなく、その原因となる身体の構造(姿勢や体形など)や、機能(動作や行動パターン)の偏りを根本から修正することで、より若々しく健康な状態を持続・向上できるようになることです。肩こりや腰痛など、不快な症状に焦点をあてすぎるのではなく、一人の人間としてのからだ全体のつながりに注目します。

リラクゼーションのためのいわゆるマッサージを第1パラダイム、「治療」のための医療や外科手術などの技術を第2パラダイムとすれば、人間を心身ともにまるごと一つのものとしてとらえ、その調和を促進していく、全体論的なアプローチとしての第3パラダイムに属するのがロルフィングです。

ロルフィングのゴール … Well-being …

ロルフィングは、中心軸の感覚を育て、身体バランスを根底から変化させるため、スポーツや格闘技、ダンス、歌唱、演劇などの身体表現のためのパフォーマンスが大きく向上します。故障の予防や早期回復にも効果的です。

アメリカでは腰痛などの慢性的な症状に苦しむ人々だけでなく、より快適に暮らしたいと願うごくふつう人々や、多くのプロスポーツ選手、ダンサー、俳優、演奏家などから高い評価を受けてきました。

統合された人間もしも、あなたが腰痛や肩こり、頭痛などの不具合を解消するためにロルフィングを受けるのだとしても、10セッション後に得られる成果は、それ以上のものです。何かの作業をするときの姿勢、立ち方、歩き方、呼吸の仕方、すべてが変化します。

ロルフィングのゴールは、からだ全体がバランスを取り戻し、眠っていた可能性を開き、人間としてより快適で満足の行く状態"Well-being"になることにあります。別の言い方をすれば、それは、あなたが「居ごこちよく自分の中心にいられる感覚」を得るということです。

Gravity is the therapist!…重力がセラピスト

ロルフィングでは手や肘を使う特殊な手技によって、「重力に対してより無理のないバランス」が得られるように、、10〜12回のセッション(※)で段階的に全身の結合組織(筋膜、腱、靱帯など)の柔軟性や伸長性を調整していきます。同時に、より自然で効率的な呼吸や、立ち方、座り方、歩き方などの動作を、言葉やイメージ、感覚を通して身体に教えていきます。

セッションはロルファー(施術者)とクライアント(受け手)のマン・ツー・マンで行われます。さまざまな呼吸や動作を試みながら、クライアントが自分自身の身体をより深く理解し、身体とのつながりを感じられるように、一人一人のからだに応じて組み立てていきます。いわば、あなたが自分自身を感じるためのトレーニングです。

新しい身体の使い方や感じ方を身につけることで、自分自身とからだとのつながりが深まり、精神的・肉体的により統合された状態へと変化していきます。一度ロルフィングによって得られた変化は、適切なケアを行うことで、年単位で持続、向上させていくことが可能です。

ロルフィングにおいては、バランスを回復・向上させていく主役はあなた自身です。ロルファーはそのプロセスを手助けするガイドであり、セラピスト(治療家)ではありません。あなた自身が重力との調和を取り戻していく中で、すべての変化が訪れます。「重力こそがセラピスト」なのです。

アイダ・P・ロルフ博士は、「 ロルフィングの福音 (The Gospel of Rolfing)」と題してこのように語っています。

「からだが適切に機能すれば、その中を重力の力が流れます。
そしてからだは自然に、からだ自身の力によって癒されていきます」

(※ 3回目と6回目のセッションの内容はそれぞれ、必要に応じて2回に分割されます。その場合は、全体で11〜12回になります。)

変化のプロセス … 全体性の回復と統合 …

ロルフィングによる変化は、レベル1〜4の次元で起こります。さらに、各レベルには(a)〜(g)のようなステップがあります。これらの変化は順番に起きるというより、すべてのステップが相互作用を起こしながら進んでいきます。

 レベル1 構造 Structure (姿勢)
   (a) 筋膜ネットワークの柔軟性・弾力性のバランスが整う   
   (b) からだの各パーツが中心軸に沿って並び、重力と調和する 
   (c) 各パーツが本来の位置で十分に機能する  
 レベル2 協調 Co-ordination (うごき)   
   (d) 全身のパーツがつながりをもって無理なくしなやかに動ける
   (e) 新しいからだのつかい方を選べるようになる  
 レベル3 知覚 Perception (五感)
   (f) 自分自身や周囲の環境への新しい感じ方が生まれる
 レベル4 認識 Meaning (意味付け)
   (g) 自分自身や周囲の環境への認識が変化する 

これらの4つの次元の変化を、10セッションの中で行き来することで、自分をとりまく環境や、それに対する自分の中の肉体的・感情的・精神的反応のパターンなどへの気づきが深まります。

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